知りたくない“真実”を知ってしまうことも…
【外部リンク】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190531/k10011935361000.html
唾液で発見!? 海外に親戚が…
2019年5月31日 17時53分
唾液を送るだけで世界中の“自分と血縁関係のある人”がわかる、そうしたサービスが、いま世界的な人気になっています。アメリカなどでは、生みの親との再会などさまざまな出会いも生まれています。実は日本でもこの検査を受ける人が増えています。“自分の知らなかった家族や親戚”とつながったとき、人は何を感じるのでしょうか?
思わぬ事実に直面する人も…
試しに私もこの遺伝子検査を受けてみました。すると、世界各地に400人以上の“DNA親戚”がいて、アメリカには曽祖父母が共通する58歳の男性がいると表示されました。
ただ、存在すら知らなかった家族や親戚と簡単につながってしまうこの検査によって、アメリカでは「親と血がつながっていない」ことが発覚する人も続出しています。知りたくないことや、その後の人生を変えてしまうような“真実”を知ってしまうリスクもあるのです。
“新たな出会い”や“ルーツを見つめ直すきっかけ”をくれるこの最新テクノロジー。こうした負の側面があることも理解しながら、向き合っていく必要があると感じました。